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インタビュー

「ベーグルで私なりの町おこし」
 倉本ひと恵
 オホーツク・ベーグル

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「地元のものを使った私なりの町おこしが出来たらいいなと思っていたんです。」

そんな想いで2009年から北見市に店を構えるオホーツク・ベーグルさんでは、二年前から”モヨロベーグル”と名付けたもち麦入りベーグルを販売している。

オーナーの倉本さんにお話を伺う。

商品名「モヨロベーグル」の由来はなんでしょう。

「友人が網走市内にあるモヨロ貝塚館に行ったんです。

それで、私が以前から大麦大麦と話していたのを覚えていて、大麦の種が貝塚館にあることを教えてくれたんです。

早速、私も行ってみて、モヨロ人が大麦を食べていたことを知り、貝塚と大麦のつながりを伝えるきっかけになると思い、商品名を迷わず”モヨロベーグル”と決めました。」

 

モヨロベーグルの特長は?

「日本人が好きなもっちりとした食感がとてもあり、モチモチ感を出すベーグルにぴったりの食材でした。

モヨロベーグルは、小麦で作ったものより少しお蕎麦の色合いに近いですね。これが大麦の色だとみなさんに知っていただけたら嬉しいです。」

今ではモヨロベーグルのリピーターも多く、中には毎日欠かさず召し上がる方もいらっしゃるそう。

倉本さんの最近のお気に入りの食べ方、電気スチーマーを使った蒸しモヨロベーグルをいただきました。

小麦100%より一層のモチモチ感があり、噛み応えがたまりません。蒸しベーグルならでは柔らかさは、もっちりとした蒸したて肉まんのようでした。とても腹持ちも良さそう!

大麦粉を使った商品は他にも、おつまみにもぴったりな焼き菓子<グリッシーニ>もある。

次の大麦商品のイメージは?

 “ゆでもち麦の粒を練り込んだモヨロベーグル”とのこと。

「ベーグルは粉でないと。と思っていましたが、私が普段食べているもち麦は粒。だから、粒を入れてもいいのではと思っています。」

プチプチした食感も加わってまた違ったもち麦の楽しみ方ができそうだ。

倉本さんのこれからの構想は、オホーツク・ベーグル全商品をもち麦入りにすること。

「もし将来的にもち麦がこの地域のポピュラーな食べ物になれば、すべてのベーグルをもち麦入りにしたいですね。

そしたら、オホーツク・ベーグルは小麦だけじゃなくてもち麦も入っていることが特徴になるので、

『あそこのベーグルを買えば、もち麦が入っていて体にいい』ということを打ち出せますね。」

 

彼女なりの町おこしは、これから益々大きなまる(縁)を作りそうだ。

次は、晴れた日の大麦畑で、モヨロベーグルを頬張りたい。そんな1日は、きっと幸せに違いない!

 

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Shop (北見市)
オホーツク・ベーグル
ネット販売のほか、イトーヨーカドー北見店にもあります。
(数に限りがあります)
営業日: 火~土曜日
営業時間: 10:00~14:30
定休日: 日・月曜日
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WRITING:能圓坊祐子/PHOTO:林恵子

※この記事は個人の感想であり、効果効能を示すものではありません

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