about-私たち-
もち麦と
「オホーツク街道をゆく」
5世紀ごろ、新たな文化をもった人々が樺太からオホーツク海沿岸にやってきた。
そう、「オホーツク文化」のはじまりだった。
オホーツク文化は日本海沿岸にも広がり、最も南では道南の奥尻島にも遺跡がある。
今日は、網走川河口沿いにあるオホーツク文化の代表的な遺跡、モヨロ貝塚館に行ってみる。
「1300年前のモヨロ人」
1913年に発見されたモヨロ貝塚は、アイヌ民族とも縄文人とも異なる文化をもち、アイヌ民族よりもっと古くからここで暮らし、巧みな航海術と海獣狩猟・漁場の技術をもっていた。
他にも彼らの暮らしには、オオムギやキビなどを作り、土器をつかい、食べていたであろう跡もみつかった。
そうか、1300年前のモヨロ人も大麦を食べていたのか。
「北海道小麦・ビール大麦、もう一つ」
小麦やビール大麦の栽培で知られるオホーツク。
オホーツクの麦畑というと、この2つになるだろうか。
そもそもビール大麦と食べる大麦は違うのか!(心の声)
大麦はずっと昔から食べられていた。
ならば、もう一度ここオホーツクの広大な土地で黄金に
輝く大麦畑があってもいいんじゃないかな。
「もう一度、オホーツクで大麦のある生活」
8月の収穫前の輝きは素晴らしい。
大麦をつくり始めた彼は言う。
もちもちした食感が美味しい。
大麦を食べはじめた母は言う。
体が軽くなるようだ。
そんなことを嫁も言う。
「国産・道産・オホーツク産のその先」
おいしい食材の「味」は知っている。
オホーツクの自然に恵まれ、いただいているから。
ならば、ここオホーツクで育った大麦も食べてみたい。
美味しい!でも、体にも良い!でも、理由なんてどれで
もいいと思っている。
道産、いやオホーツク産、もっと私の住む町産の大麦を
いただく。そんな楽しみを喜びを増やそう。
「健康で豊かな生活〜GOOD LIFE〜」
穀物を中心に多種多様な食材と調理法を組み合わせている日本食は、世界的にも健康食として注目を浴びています。その中でも、健康機能性が高い(健康を維持し増進する作用が期待される)穀物が「大麦」です。そして、1300年前からオホーツクには、日本が誇る健康食のルーツがありました。
これからも、この大地に根ざした健康食文化として大切に育み、みなさまの「健康で豊かな生活〜GOOD LIFE〜」となることを願っています。そして、オホーツクから世界へと共有できれば素晴らしいことではないかと思っています。
事業者の名称:一般社団法人もち麦フィールズ
代表理事:今井 貴祐
所在地:北海道網走市字藻琴14番1
目的:当法人は、オホーツクエリアにおけるもち麦の生産、加工、販売、普及啓発活動を通じ、新たな食文化の醸成および食を通じた健康づくりに寄与することを目的としています。
(1) もち麦の生産、加工、販売
(2) もち麦の認知拡大、広報活動
(3) もち麦普及のための資格認証制度の運用
(4) その他、当法人の目的を達成するために必要な事業